ロイヒトトゥムとモレスキンの使い心地の違い

3 of nine

 

先日TVで紹介されて以来、LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥム)が話題になっていますね。

自分は、これまで、モレスキンとロイヒトトゥムの両サイズ(ポケット・ラージ)、両カバー(ハード・ソフト)を使った経験があります。

個人的には、一番違いを感じるのは、万年筆の相性とサイズ感くらい。それ以外は、ほぼ同じ使い心地に感じました。

 

ざっくりとしたスペックの違いは下記のとおり。

 項目  MOLESKINE   LEUCHTTURM1917 
サイズ(ポケットサイズ) 140×90(㎜) 151×93(㎜)
サイズ(A5変形サイズ) 210×130(㎜) 210×145(㎜)
ページ数(ポケットサイズ) 192ページ 185ページ
ページ数(A5変形サイズ) 240ページ 245ページ
ページ番号 なし 有り
巻末ポケット 有り 有り
しおり 有り 有り

 

その他、特記や感じた点など。

■サイズ感は、ロイヒトトゥムの方が、ポケットは少し縦長。ラージ(ロイヒトトゥムの場合ミディアム)は少し幅広。

■表紙の表面仕上げは若干違うものの、質感はほぼ変わらないと言ってよい。

■紙色は、モレスキンのほうがややクリーム色が濃い感じ。個人的には、モレスキンの紙色のほうが好み。

■ロイヒトトゥムは、巻頭にINDEXページ、各ページにページナンバー、そして巻末に数ページはミシン目があり切り離し可能になっています。

■ロイヒトトゥムには、表紙に貼るインデックスシール(3枚)がついてきます。モレスキンのおまけのシールよりは、こちらのほうが好きですね。

■ロイヒトトゥムは、自分が購入した分(5冊)は全て万年筆が一切抜けませんでした。モレスキンはロットによってバラつきがありますね。

 

定価は、ややロイヒトトゥムのほうが安いですが、Amazonの平行輸入品だとモレスキンも安いし、日本での販売網で考えると、モレスキンのほうが入手しやすいです。自分はソフトカバーが好きなのですが、日本では、ロイヒトトゥムの「ソフトカバー」を販売しているところは見つかりませんでした。送料や時間はかかるものの、当時は仕方なく、米国Amazonで購入していました。

最近は、モレスキンを主に使っています。ラージのサイズ感がちょうど良いのと、自分の使い方では、あまりINDEXやページ番号が必要なかったです。むしろフォーマットが何もないくらいシンプルな構成のほうが、自由で使いやすいです。

 

そういえば、最近Twitter界隈で、新ロゴのモレスキンが万年筆で抜けないと話題ですね。今年から使っている自分のモレスキン(ラージ方眼ソフトカバー)も裏抜けしませんでした。今まで、盛大に裏抜けするもの・多少裏抜けするものに遭遇してきましたが、今回の分は、本当に裏抜けしない。かなり太字の万年筆で書いても、全く抜けませんでした。

IMG_3150

新ロゴのモレスキンは、万年筆で文章を書きまくったページの裏をみても、いっさい裏抜けしていません。

IMG_3152

あとは好みの問題ですが、両者はサイズが若干違うため、同じ規格で保存していきたいなら、どちらかに固定して使った方が良いと思いますね。
  

 

 

 

【再稿】2015年の手帳環境(デジタル2+アナログ4)

Posted: 03 Jan 2015 08:32 PM PST

 

まあ、あまり変わり映えしませんが、恒例ネタとして。

ポイントはやはり、デジタルメインですが、その弱点をアナログで補完するというところでしょうか。

 

 

①iPhone6plus+iPad mini

da7d27ee-0e53-4905-aa60-fdbe9383b351

最近は職場でも電車内でも、紙の手帳やノートより、スマートフォンやタブレットを使っている光景のほうが自然になってきていますよね。そういう意味では、外で周りの目を気にせずにサクッとメモをとる意味では、iPhoneのほうが使いやすい。それ以外にもデジタルの利点は、言い出したらキリが無いけど、一番はクラウド上にデータを保存できるので、手帳の紛失などで情報が無くなるリスクが少ないということだと思います。

特に、情報収集、プロジェクト管理に使っている「Evernote」は、デスクのPCでも、出先でのiPhoneからでも追記できるので、業務のトラックを管理するのに重宝しています。未処理のタスクもですが、「すでに実行したこと」も管理していないと、同じようなことを2回もやってしまった経験が何度もありました。また、同時進行の案件が多くなると、今この案件で「ボール」を持っているのは、こっちか?相手か?っていう記憶が曖昧になりますよね。仕事上では、しっかり「記憶」していることが「信用」に繋がりますので、記憶のハードディスク的な役割として、これがないと仕事できないレベルになってます。

日記アプリの「Day One」も同様に、様々なデバイスからアクセスできます。また、カレンダーからだけでなく、フォトストリームやマップからでもログを辿れるので、「去年の今頃何してた?」「以前この場所で何考えてた?」というのが一目瞭然です。アナログの日記と違って、短文でも長文でも気兼ねなく書けるので、書くハードルが低くなるのが良いです。出先などで思ったことを何でも書いて、後から振り返ってアナログに転記する感じで使っています。

 

 

 

②FIELD NOTES(フィールドノート)

b0145be1-7bd8-4260-a101-ad8e91784844

デジタル機器が使えない出先でのラフなメモ(仕事&プライベート兼用)に使っています。最終的にはデジタルに変換し過去のノートを見返すことも無いので、この位潔く薄いほうが逆に使い勝手が良い。後ろポケットに入れるなど、思い切りラフに使えるのが気持ちいいです。

 

 

③MOLESKINE (モレスキン)

f1de630b-a91c-474d-be92-53805badbbc2

久々に週間ダイアリータイプを買ってみました。しかし、スケジュール管理用ではなく、備忘録&業務ログの振り返り用として使おうと思います。雑多なメモはFIELD NOTESにまかせて、重要な情報だけを一日の終わりか翌日の朝にまとめて記録するつもりです。とはいっても、情報量においてはデジタルが圧倒的に強いので、ここでは、デジタルから詳細な情報を引っ張りだすための「トリガー」としての役割を期待しています。いくらデジタル上に膨大な情報があったとしても、キーワードを入力して検索しないと、必要な情報は引き出せません。また、アナログの手帳のように無意識にパラパラとログを遡って新しい発見をすることもデジタルでは難しいですよね。

46276555-7593-48a6-886b-453cfd4ed80e

情報ページも無視して、仕事上で覚えておきたい知識やキーワード、その日の業務の進捗などを記録しています。

 

 

④LEUCHTTURM1971 (ロイヒトトゥルム1971)

1234cf85-b1dc-40dd-b564-b5a8bcf92b37

A5サイズのノートですが、ここではデジタルでは把握しづらいプロジェクト全体の俯瞰や関連性を「見える化」するために使っています。実際は、半年で15ページほどしか使用しておらず、どちらかというとA4サイズの資料を二つ折りしての「書類ばさみ」として活躍するほうが多いかも。一冊くらい何年も使い続けるノートがあってもいいかなと思い、必要なときだけ使っている感じです。画像のように、iPad miniとのサイズの一体感が気に入っています。

b1ec453b-e3fc-498f-809f-783196cc8f78

1テーマ1ページの追記型で書いているので、「索引ページ」と「ページ番号」があるLEUCHTTURMは、すごく便利です。モレスキンと違って万年筆でも裏抜けしない紙質も非常に気に入っているのですが、入手困難なのが若干辛いところですね。

 

⑤トラベラーズノート

7d6178af-3498-4ff9-8251-654a3fb32aa3

完全にプライベートオンリーの用途です。ノートは、軽量紙ノートとカクリエ、その他クラフトファイル、ジッパーケース、名刺フォルダの構成です。プライベートの情報も基本はデジタル化しているのですが、どうしても「紙」のまま必要なものが、まだまだこの世には存在します。郵便物であったりチケットであったり。そういった紙ものをオールインワンで収納するのに、トラベラーズノートのカバーと純正リフィルは重宝します。

90d16e58-fc87-4b45-9a84-c0527f4d762b

軽量紙ノート は、時系列の「イベントノート&雑記ノート」として使用。日常のログや思いつきは、日記アプリの「Day One」に任せるとして、旅行や引越しなど、ちょっとしたミニイベントの行程などを残しておくと、後からまた同じシチュエーションが来た時にリアルに役に立つことがしばしばあります。

カクリエは、「読書&勉強ノート」として使用。このノートに一旦書き出しておいて、後からEvernoteにアップロードしたり、要点をモレスキンに書き出したりしています。

デジタルでの筆記の制約のうっぷんをはらすかのように、かなり自由に使っているためノイズの多いノートですが、仕事で使うLEUCHTTURMと同様、頭の中にあることを一旦全部書きだして、客観的に見直すことで、新しい発見も生まれるようです。

 

 

末尾にはなりますが、更新頻度が少ないブログではありますが、今年も宜しくお願いいたします。気が向いたら、たまに覗いてください、

 


【再稿】あえてノートに書くべき3つのこと

Posted: 30 Aug 2014 09:20 AM PDT

57e69631-9685-4d92-a20a-87adf4293dc5

※最近のお気に入りのノートは、LEUCHTTURMのソフトカバーです。

 

このシーズン、2015年度の手帳の発売で盛り上がってますね。しかし、自分は今年もやっぱり手帳(スケジュール帳)は買わないなぁ。

デスクワークの時は目の前にパソコンがあるし、外に居るときは手元にスマートフォン。そんなご時世、スケジュールやタスク管理は、Googleカレンダーなんかで十分じゃないかなぁ。少し前までは、予定やタスクの管理はやっぱりアナログじゃないと違和感があったけど、最近は、逆にアナログでは管理できない体質に変わってしまいました。タスク管理も、一番シンプルに使えるGoogleカレンダーのタスクが、とりあえずのToDoリストとして一番活用しています。雑務だけでなく、疑問に思ったことなども含め、思いついたらまずここにという感じです。スマホだと片手で追加できるので、満員電車の中でもやろうと思えばやれますし。仕事上の備忘録やプロジェクト管理においても、結局は、デジタル(例えばEvenoteなど)だと無限に追記できるし、検索も簡単ですよね。これまでも、気合入れて手帳やノートで整理しようとしても、途中で「あれ?これデジタルのほうが良くね?」っていう経験が何度もありました。

 

ここまで話がかなり回り道していますが、結論としては、「予定」「タスク」「覚書」なんかはデジタルに任せてもいいんじゃないかということ。デジタルのほうが、整理も検索も得意です。もちろん、アナログが好きな人は紙の手帳でもいいんだけど、もっと他に、ノートに書くべきことがあると思います。

 

まず、デジタルよりもアナログのほうが向いていることは、以下の3つ。


1)過去の軌跡や過程を直感的に把握すること。

ページ数や文字数などで物質的に把握できるので、自己分析がしやすく、達成感も感じやすい。

2)環境や頭の中の見える化(全体像の俯瞰や、比較、別角度での検証)

紙の地図と同じように、視野に入る限り全体を把握しつつ、同時に詳細も確認できる。

3)無意識に繰り返し目につくようにできる(記憶や客観的な視点に繋がる)

目立つ場所に書いたり、目立つ色や大きさで書くことにより、無意識に目につくようにしておける。


 

せっかくノートに書き出すなら、アナログのメリットは十分活かしたいところ。

真っ白なノートに何を書いていいか分からない人、逆に、同時に使うノートが増えすぎて混乱している人は、以下の3つの事柄を1冊に、または仕事とプライベートで2冊に分けて書いてみるといいんじゃないかと思います。

①とにかく時系列で「やったこと・考えたこと」を記入する(情報のインデックス化はデジタルにまかせる)

②仕事やプライベートの環境などを「全体像・リスト・表で整理」して書く(様々な視点で整理する)

③入手した情報を要約し「要点・イラスト・図」を書く(アナログ上ではダイジェストやトリガーで十分)

 

 

 

抽象的なことばかり書いたので、最後に、自分の今のノート環境を紹介します。

99b6b398-38f4-4cca-83ba-e847e8cc16bb

スケジュール帳としての役割は、iPhoneまたはiPad miniがメインですが、アナログは3冊体制です。

 

(1)メモ(今はRollbahnを使っているが、あまりこだわり無し。切り取り式がベター)

→数字や日付など忘れがちなことを優先に記録し、必要であれば、デジタル(カレンダー、タスク、メモに分けて)にアップロードします。だいたい、このメモだけで、日常的な仕事はおおよそ完結します。

 

(2)見える化ノート(LEUCHTTURM1971ラージ・ソフトカバー)

→主に、全体像の俯瞰やアイデア出し、打ち合わせノートに使う位で、記入頻度は不定期です。簡易な月間カレンダーやレジュメなど「紙もの」を挟んでおいて、デジタル機器が使えない時の代替として携帯することもあります。

 

(3)ログノート(トラベラーズノート)

→プライベートなことも記入するので、仕事中には使わず、日誌&日記的に1日の終わりに書いたり、雑記帳、スクラップブックとしても使っています。

 

以上、今回も、あんまり上手くまとまりませんでしたが、ノートの運用で試行錯誤した中での、自分的な最近の結論です。同じように、デジタルとアナログの運用で悩んでいる方の、解決策の糸口にでもなれば幸いです。